大腸内視鏡検査で知っておいた方が良い11のポイント<当日:6~11>

日々のできごと

★★★前日までに知っておいた方がよいことは、コチラ★★★

6.当日朝から下剤と水を飲み続けるので、その間は家事や仕事はほぼできない

検査当日は当然朝ごはん抜きですが、飲み続ける下剤と水分で、幸か不幸かお腹空いたーって感じることはありません。
家を出るのがお昼過ぎだから午前中は家事も仕事もできるとタカをくくっていました。
大間違い💦

まずは起床時に水分500ml
検査3時間前にモサプリド錠剤※+2リットル作ったモビプレップ水溶液※200mlを服用
その後15分おきにモビプレップ200ml2回~水分200ml1回を、便が透明になるまで繰り返す

最初に下剤飲んでけっこうすぐにトイレに走ることになりました。
「200mlの水分を10~15分かけてゆっくり飲む」と指示されています。
飲んではトイレ、トイレを出たら飲む、を繰り返すので家事も仕事もできる状態ではありません
かろうじてクイックルワイパーで床掃除ができたくらいです。

※胃腸の働きを活発にするお薬
※※腸管の中をきれいにする洗浄液

7.下剤自体は冷やすと飲みやすく、下剤の合間に飲む水分は暖かい方がよい

飲む下剤はスポーツドリンクみたいな味で、まずくはありません。
冷やすと飲みやすいです。
逆に下剤の合間に飲む水分は暖かい方がホッとします(私個人の見解です)。※今の時期(6月)でもそう思うのですから、冬場の寒い時期は大量の水分を摂るのは大変だと思います。なので検査は寒い時期も避けた方がいいと思いました。

なお、当日飲んではいけない飲み物

  • 乳性飲料(牛乳、飲むヨーグルト)
  • ジュース類
  • アルコール類
  • コーヒー
  • スポーツドリンク
  • 砂糖・固形物が入っている飲料等

出典:洛和会音羽病院のパンフレット

8.トイレ:ブルーレット等は取外す、トイレットペーパーは柔らかいものを用意、ウォシュレット使用時は極力弱圧で

便が透明になったかどうか目視で確認するため、ブルーレット等色付きのトイレ洗浄剤は外しておきます。
何度もトイレに行くのでお尻が痛くならないよう、柔らかいトイレットペーパーが必須です。
またウオシュレットを使用するなら、物足りなくても初めから極力弱い圧力にしておかないと、後になるにしたがってお尻が痛くなります。

私は最後の方はもう、ウオシュレットの水が当たるだけで「ひぃい~(涙)」状態でした💦

9.下剤服用終了後から病院到着までの時間を考慮して

便が透明になり下剤の服用を終了した後も便意が残るので、病院到着までにかかる時間を頭に入れておかないと、道すがらトイレに行きたくなって大変です。

私は透明になりきらなかったので病院に連絡して、下剤服用を中止して、家で便意なくなるまでしばらく時間をおいて早めに家を出ました。
それでも途中の駅でトイレに駆け込むハメに・・・(-_-;)
下着に生理用ナプキンを念のために付けておいてよかったです。

ただ、私のように透明になりきらなかった場合、病院で再度下剤を飲んで便を出して看護師さんに便の状態を確認してもらう必要があります。

ですので、下剤服用開始時間は早めにして2時間程で便が透明にならなければ、病院に連絡して指示をあおいだ方がいいです。

10.鎮静剤を使用した場合、検査後30分~1時間程は帰宅できず、当日の車・バイク・自転車の運転は不可

総合病院あるあるで、前のかたが終わってから(そのかたがポリープ切除になれば時間がかかります)になるため開始時間がずれ込むことがあります。
検査にかかる時間は通常は10~15分程ですが、ポリープ切除を行う場合は切除する数により30分以上かかるとのこと。

さていよいよ検査室へ・・・ドキドキ・・・(・_・;)
まずは鎮静剤を点滴で投与され、私はすぐにモーローとなりました。
なので周りの様子は全然記憶になく、ただ痛くて時々看護師さんの手をおもっきし握って悲鳴をあげてしまったことだけ覚えてます、お恥ずかしい。。。
ポリープは無かったですが(ホッ!)腹痛と下痢の原因追及のため、盲腸と下行結腸の組織を取りました(生検)。

無事検査終了後は、車椅子にのせられて休憩所まで運ばれました。
大げさとは思いましたが、確かに鎮静剤でフラフラでした。
鎮静剤の作用が薄れるまで30分~1時間ベッドで休まされます。
私はなかなか覚めなかったので意識をはっきりさせる点滴をしてもらってから帰宅となりました。

確かに車の運転とか危ないです。
鎮静剤を使わなければ車の運転もできるし、すぐに帰宅できます。

11.体内に残った下剤で検査後もしばらくお腹がゆるいので帰宅時留意、着替え又は紙パンツ・パットを用意

下剤も少々残っているのか、まだお腹がゆるかったです。
病院へ来る時と同じように、下着に生理用ナプキンを付けておきました。
男性のかたも紙パンツ・パットなんかを準備しておいた方が安心かと思います。
私は一応ズボンの着替えも用意してました。

★ まとめ ★

·  ポリープ切除の場合は1週間は行動が制限されること、3日前から食事制限があるので食材を余らせないこと、に特に考慮したうえで検査日程を決める

·  ポリープ切除では生命保険金を受け取れる場合があるので、前もって確認しておく

·  下剤服用時は家事仕事はできないこと、柔らかいトイレットペーパーを用意しておくこと、ウオシュレットは弱圧で使用することに留意する

·  鎮静剤を使うなら検査当日の運転はできない、下着の替え又は紙オムツ等を準備しておく

私の場合、消化器内科を受診、即検査でバタバタしたので、あまりドキドキする時間無くてかえってよかったです。
検査自体は短時間の苦しみなので耐えられますが、下剤服用⇔トイレの応酬が本当に大変でした。
下剤・水分を合計3リットル弱飲んだのですから、当然といえば当然なんですが・・・
が、検査翌日の午前中には体調はすっかり元に戻りました。

次回検査を受ける時は、今回の経験を活かして心身共にスムーズにやり過ごしたいものです。
あとは約3週間後、生検の結果を聞きにいくのがドキドキものです。

コメント

タイトルとURLをコピーしました